当方は清瀬市や新座市近隣の中高生が多く通う地元密着型の学習塾です。清瀬中、清瀬二中、清瀬三中、清瀬四中、清瀬五中、新座六中など、地元の中学生が多く通ってくれています。
先日、夏期休業を前に、在籍生の保護者の皆さまと面談を行いました。テストの結果や今後の学習計画についてお話しする中で、複数のご家庭から共通していただいたのが、こんな言葉でした。
「うちの子、塾に行くのは楽しそうなんです」
これは私にとって、いただける中で一番うれしい言葉です。
学力を伸ばすために大切にしていること
当塾は、理系に強い1対1個別指導塾として、特に理数教科の指導に力を入れています。実際に、入塾後にテストの点数が伸びる生徒は多く、短期間で結果が変わる例も少なくありません。当塾では、毎回の授業で前回内容の小テストを行い、目標点と現状との差を確認しています。そのうえで大切にしているのが、「何をやるか」だけでなく、「何をやらないか」を決めることです。限られた時間の中で、難しい問題に手を広げるよりも、今の本人が確実に得点できる可能性の高い問題にしぼり、繰り返し定着させる。そうすることで学習の負担を抑えながら、結果につなげることができます。
一人ひとりの現在地を見極め、「今は何に取り組み、何には取り組まないのか」を決めることが、再現性のある指導につながっていると考えています。そして、できる問題が増え、結果が出れば、生徒自身もうれしい。勉強に対する抵抗感も、少しずつ小さくなっていきます。ですが、今回お伝えしたいのは、こうした指導上の工夫だけではありません。

勉強をしに来ているはずなのに…
生徒たちは、勉強をするために塾に通っています。保護者の皆さまも、そのつもりで送り出してくださっていると思います。ですが、面談でいただいた言葉を聞きながら、ふと一つの仮説が浮かびました。もしかすると生徒たちは、「講師に会うために」塾に来ているのではないか、と。
もちろん、塾である以上、学習指導が本業であることに変わりはありません。雑談を授業の主目的にすることはできませんし、するべきでもありません。ただ、問題を解いている合間にふと交わされる何気ない会話があります。部活動で起きた出来事。最近ハマっていること。学校で感じた疑問。ちょっとした愚痴。そうした「雑談」としての対話が、生徒にとっては案外、大きな意味を持っているのかもしれません。
保護者の方からは、
「塾の勉強だけは、嫌じゃなさそうです」
という言葉もいただきました。
勉強が得意な生徒も、そうでない生徒も、同じような言葉を口にします。だとすれば、成績が伸びていることに加えて、「ここでは自分が受け入れられている」と感じられることが、生徒にとって大きな価値になっているのではないでしょうか。

静かな対話が、減っている
誤解のないように付け加えると、生徒たちのおしゃべりは、決して騒がしいものではありません。むしろ、いたって静かなものです。授業の合間に、ぽつりぽつりと交わされる、ささやかなやり取り。声を張り上げるような会話ではなく、ふと目が合ったときに交わす一言二言。それくらいのものです。スマートフォンが日常に浸透したことで、こうした何気ない対話が、生活の中から少しずつ減っているように感じます。
移動時間や休み時間にも画面を見ることが増え、誰かと向き合って、たわいもない話をする時間は、以前より少なくなっているのかもしれません。本来は特別でも何でもなかったはずの会話が、今の子どもたちにとっては、意外と貴重なものになりつつあります。そう考えると、当塾で交わされている静かな雑談は、単なる息抜きではありません。親でも、友人でも、学校の先生でもない、少し離れた立場の大人との対話です。教育の世界では、こうした関係を「ナナメの関係」と呼ぶことがあります。真正面から指導されるわけでもなく、同世代として競い合うわけでもない。少し年上の大人と交わす何気ない会話だからこそ、話せることもあるのだと思います。それがあるからこそ、生徒たちは勉強という本来の目的とは別のところでも、塾に来ること自体に意味を感じてくれているのかもしれません。
これからも大切にしたいこと
学力を伸ばすことは、私たちの大切な使命です。一人ひとりの課題を見極め、必要な内容にしぼり、結果につなげる。そのための指導を、これからも丁寧に続けていきます。
同時に、生徒が、
- 「ここに来ると安心する」
- 「少し話を聞いてもらえる」
- 「塾の勉強だけは、それほど嫌ではない」
と感じられる場であり続けたいとも考えています。
「塾に行くのが楽しそう」
この言葉をこれからもいただき続けられるよう、日々の学習指導と、その合間にある何気ない対話の両方を、大切にしてまいります。
スマイルスタディ清瀬では、清瀬市の中学生を対象に、学校ごとの定期テスト対策・内申点対策を行っています。
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