埼玉県公立高校入試の変更点(2027年)

清瀬・新座エリアの中学生の皆さんへ。スマイルスタディ清瀬では、新座六中・柳沢中をはじめ、埼玉県の中学校に通う生徒さんも在籍しています。埼玉県公立高校の入試は2027年度から大きく変わります。いち早く正確な情報をお届けするために、変更点をまとめました。

2027年度(令和9年度)埼玉県公立高校入試 制度変更ポイント
現行(〜2026年度)
新制度(2027年度〜)

① 学力検査(最重要・配点不変)
記述式中心
国語に条件作文あり
マークシート方式導入
9割マーク・1割記述 作文廃止

② 調査書(内申点)の記載内容
9教科評定+特別活動
出欠記録・行動の記録も記載
9教科評定のみ

  • 出欠・特活の記録は削除
  • 各学年の評定合計(9教科×5=45点)に比率(1:1:1/1:1:2/1:1:3)を乗じて基本点を算出
  • 基本点を200点・300点・400点のいずれかに換算(各校が選択)

③ 自己評価資料と面接(一体の新制度)
面接:一部の高校のみ
自己評価資料なし
全員が資料提出→全員面接
資料は得点化なし 面接30or60点

面接30点は総合点の約4%にすぎないが——
ボーダーライン付近では学力差が僅少なため、逆転合格が生じる可能性がある
④ 選抜方式
一般選抜のみ(1本化)
学力+内申の組み合わせ
共通選抜+特色選抜
傾斜配点・特色検査が可能

対象:2026年4月時点で中学3年生の学年
(令和7年度中学2年生=2027年2月に受検)

確定版の選抜実施内容は2026年5月公表予定(埼玉県教育委員会)

共通選抜における配点パターン(内申点の設定別)
学力検査(500点固定)
調査書(内申)
面接(30点固定)

新制度への対策として、スマイルスタディ清瀬では以下の3点を特に重視しています。

① 学力検査は、「記述中心」から「マークシート形式中心」へ大きく変わります

2027年度から、埼玉県公立入試の学力検査は、マークシート形式中心へ大きく変わる見込みです。国語では作文がなくなり、「書いて部分点を取りにいく」だけではなく、選択肢を正確に読み取り、比較し、落とさずに得点する力がより重要になります。

ただし、「考える力」が不要になるわけではありません。むしろ、答えを導くプロセスを大切にすることはこれまで以上に重要です。マークシート形式では、正解を選ぶだけでなく、他の選択肢がなぜ違うのかを判断する力が必要になります。今後は「答えが出せる」だけでなく、選択肢の違いを見抜き、誤答の理由まで考えられるかが得点力に直結してくると考えています。

② 学校の評定(内申点)は、これまで以上に重要になります

新制度では、学校ごとに内申点の配点や学年ごとの比重が異なるため、学校での定期テスト・提出物・授業への取り組みが受験に直結しやすくなります。特に現中2の段階から、「中3になってから頑張る」では間に合わない可能性が高く、日々の積み重ねがより重要になります。

また、最近の学校の定期テストは、以前よりも北辰テストを意識したような、知識を活用する問題が増えてきている印象があります。単純な暗記や反復だけでは対応しづらくなっており、初見に近い問題をどう処理するかという力が、学校のテストでも問われやすくなっています。

今後は「定期テスト対策」と「模試対策」を切り離して考えるのではなく、中2のうちから模試に慣れ、実戦的な問題に触れておくこと自体が、定期テスト対策にもつながるという視点が、これまで以上に大切になると考えています。

③ 面接対策は、夏休み中から”材料整理”を始めておくのがおすすめです

面接では、学校生活の中で取り組んできたことや、高校で何をしたいかを自分の言葉で伝える力が求められます。夏休みのうちに、以下の点を事実ベースで整理し、志望理由のアウトラインを作っておくと、秋以降かなり有利です。

  • 学校での活動(部活・委員会・行事・学習面)
  • 自分が頑張ってきたこと
  • 志望校の特色
  • なぜその高校を目指したいのか
今後の埼玉県公立入試は、「学力」「内申」「事前準備」の3つがそろっている生徒が強い入試になります。
受験学年になってから慌てるのではなく、今のうちから少しずつ準備を始めていくことが大切です。
ご不明な点やご相談は、お気軽にスマイルスタディ清瀬までお問い合わせください。