テーマ『過不足の問題』
過不足の問題では「足りないのにマイナス(-)になったり、プラス(+)になったりする部分がわからない」という質問を多く受けます。(下記の)問題1はわかったけど、問題2は「足りないのに、なぜ+10なの?」というモヤモヤです。この原因を解説します。
問題1 何人かの子どもにみかんを配るのに、5個ずつ配ると5個足りない。4個ずつ配ると2個余る。子どもの人数を求めよ。
子ども人数:X (人)として
5X-5=4X+2
5X-4X=2+5
X=7 子どもの人数:7人
問題2 何人かの子どもからみかんを集めるのに、1人から5個ずつ集めると10個足りない。6個ずつ集めると20個余る。子どもの人数を求めよ。
5X+10=6X-20 『なぜ?』
5X-6X=-20-10
-X=-30
X=30 子どもの人数:30人
問題1 何人かの子どもにみかんを配るのに、5個ずつ配ると5個足りない。4個ずつ配ると2個余る。子どもの人数を求めよ。
[解説]
子ども:X 人 ←(配る)みかんの総数
(みかんの総数)=(みかんの総数)
5X-5=4X+2
『子どもに配るみかんが5個足りない』
X=7 子どもの人数:7人
問題2 何人かの子どもからみかんを集めるのに、1人から5個ずつ集めると10個足りない。6個ずつ集めると20個余る。子どもの人数を求めよ。
[解説]
Point 「子どもに配る」操作と「子どもから集める」操作が逆ですね
子ども:X 人 → (集める) みかんの総数
(みかんの総数)=(みかんの総数)
5X+10=6X-20
『子どもから集めるみかんが10個足りない(から逆に10個足す)』
-X=-30 つまり X=30 子どもの人数:30人
【練習問題】
問題3 クラスの生徒にりんごを配るのに、1人に4個ずつ配ると5個足りず、1人に3個ずつ配ると12個余る。生徒の人数とりんごの個数をそれぞれ求めよ。
解答)
子どもの人数:X ←(配る)りんごの総数
(りんごの総数)=(りんごの総数)
4X-5=3X+12
X=17 (人)
りんごの個数は 4×17-5=68-5=63
答 生徒数:17人,りんごの個数:個63
問題4 クラス会の費用を集めるのに、生徒1人から400円ずつ集めると1000円足りず、500円ずつ集めると2500円余る。このとき、生徒の人数とクラス会の費用をそれぞれ求めよ。
解答)
生徒の人数:X →(集める)クラス会の費用
(クラス会の費用)=(クラス会の費用)
400X+1000=500X-2500
-100X=-2500-1000
100X=3500
X=35
(クラス会の費用)=400X+1000 なので
400×35+1000=14000+1000=15000
答 生徒の人数:35人,クラス会の費用:15000円
問題5 クラス会で長イスを何脚か並べた。生徒が1脚に5人ずつ座ると10人座れず、6人ずつ座ると2人だけ座った長イスが1脚できた。並べた長イスは何脚か求めよ。
解答)長イスの数が問われているので、長イスの数を X(脚)とする
生徒 →(座る)長イスの数:X 脚
- 状況がよくわからない場合は図を描きましょう
[ 5人 ] [ 5人 ]…[ 5人 ] 10人
[ 6人 ] [ 6人 ]…[ 6人 ] [ 2人 ]
- 6人ずつ座ると2人だけ座った長イスが1脚できたので「4人座れない」
(生徒の総数)=(生徒の総数)
5X+10=6X-4
5X-6X=-4-10
-X=-14 つまり X=14
答 長イス:14脚
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